ゴム製品やプラスティック製品の表面がベタベタになったこと無いですか?
この現象は「加水分解」と言って、経年劣化、保存場所、状態が悪いと起こります。
スポンサーリンク
[ad#ads-kijiue-res]
加水分解とは?
水(湿気)により分子が分解される、と言うもので・・・
特に夏場、「高温多湿」な場所に置いてある「ラバーコーティング」されたプラスティックの表面が、水(湿度)の作用によって分子が分解され、表面がベタベタ・ドロドロになるってことです。
また、スポーツシューズのゴム底部分・腕時計のプラスチィック部分・バンド(ウレタンなど)のゴム部分が腐食されて弱くなり、割れてバラバラになったりします(泣)。
↓こんな風に・・・
お気に入りの「G-ショック」が無残にもバラバラになりました(泣)
プラスティック部分がネチョネチョ、ベタベタで・・・
しかもバラバラになりました(泣)
他にも、お気に入りの「アディダス」「HAWKINS」「MERRELL」などのシューズがベタベタ、あるいはバラバラになりました^^;
このように・・・
ゴムが劣化したものは、もう救えませんが・・・
プラスティック製品のラバーコーティングが加水分解され、ベタベタ・ネチョネチョしたものは、下記の方法で救済することができます。
ゴム・プラスティック製品のベタつきを落とす方法!
加水分解された、ゴム・プラスティック製品の表面のコーティングのベタつきを落とすには、いくつか方法があるみたいですが・・・
ここでは、自分が試し有効だったモノをご紹介しておきますね^^
使用するものは・・・
無水エタノールです!
↓これ
薬局やドラッグストアで購入できますが、500ml入で1000円以上します^^;
無水エタノールを使ってベタベタを落とす!
今回は上記の「ヘッドホン」「ポメラ」「マウス」で試してみました。
↓こういった、ゴム部分のベタつきを落とします
使用に際して・・・
タオルやウエットティッシュなどの、頑丈でホコリがあまり出ないものを使った方がいいです。
最初私は、ティッシュペーパーに「無水エタノール」を付けて拭いたところ、対象物にティッシュペーパーが付着し大変なことになりましたから・・・(笑)。
↓まず、タオルorウエットティッシュに「無水エタノール」を十分に含ませます
↓ベタつきの気になる部分を拭いていきます
ベタつき具合によっては、結構、力がいりますし、何度も拭き取る必要があります。
↓下記は、処理が終わったものです
↓ヘッドホン
↓ポメラ
ツルッツルのピッカピカになりました^^
無水エタノールを使う時の注意点!
この「無水エタノール」・・・
表面のベタつきだけを取る、というわけには行きません。。
言うなら・・・
表面のコーティング全てを溶かして排除する、と言う感じです^^;
なので、ベタつきが取れるのは良いんですが、代わりに対象物の「表面コーティング」や印刷された「柄」「文字」なども全て無くなってしまいます(笑)。
上記のヘッドホンやポメラも、元々のコーティングが剥げてしまい、マット感や印刷された文字もついでに取れちゃいました^^
まとめ!
無水エタノールを使うと・・・
加水分解されたゴム・プラスティック製品のコーティング部分のベタつきは完全に払拭されます。
その代わり・・・
元々あったコーティングもろとも、質感や表面の印刷なども全て失われてしまいます・・・。
とは言え・・・
ベタベタのままでは使うこともママなりませんから、自己責任と言うことで試してみてはいかがでしょうか(笑)。
スポンサーリンク
[ad#ads-kijiue-res]